絵画教室へ行って来た

2か月ぶりに絵画教室へ行って来た。行く直前、母にいろいろと愚痴ってしまい、もう辞めるつもりだった。

行ってみてすぐ、「今の絵が完成したら辞めたい」と言うと、嫌味を言われるかと思っていたらまったくそんなことは無く、「お仕事忙しいの?」と聞かれた。それは本当にその通りで、時間的な拘束よりも精神的な拘束と負荷が高くて、しんどいと思って、余裕が無くなっていた。
あと、これは言えるわけも無いのだが、デスクワークで集中力を要する今の仕事と、画用紙に向かって集中力を要する絵画制作というのが、ほとんど同じ行為に感じてストレス解消に思えなくなってきた、というのが、モチベーションを保てなくなった理由の1つではある。他にもいろいろあるけど。

そうしたら、先生が仕事観を語ってくださった。先生は色々な仕事を経験されているので、めちゃくちゃためになった。勉強になった。
今の職場はプログラミングの仕事そのものは自力でなんとかできるし、できない場合はできないで上に諦めてもらえるけど、先生のようなベテラン世代の職員がおらず、主に人間関係で行き詰った時に人生論を相談できるような相手がいない。まぁいなくもないんだけど、少し話したけど尊敬できる感じではなかった。

だから、この会話をした瞬間、「私はもしかして今、めちゃくちゃ大事な人脈を失おうとしているのではないか?」と考えてしまった。そしてもう少し話して、例えば来たい時に単発で、講座の枠が空いていたら来る、というパターンでも構わないか、聞いてみた。すると、まったく構わない、と言うではないか。勿論、枠が空いていて、予約してもらえればの話だが、毎月来なくても全然いいし、そういう人はたくさんいるよ、とのお話だった。
そのかわり、1回で完成できるような作品がメインになるけど、というお話だったが、私はべつにそれでも構わなかった。
結局、辞めるのは保留となり、しばらくまた通うことになった。

絵画制作は、今日も順調に進んだ。といっても、先生とおしゃべりを結構したため、描いた実時間はそんなに無いかも。
絵よりも人生訓を得た一日だった。