全否定する母

私の提案や意見を最初から全否定しかしない母に絶望した。

元々期待もクソも無い毒親なんだけど、「新しい趣味を始めようかと思って」と言ったら、「あんたには無理、やめなさい」とキツイ言い方で命令してきたり、伯母が来るので「ランチを食べるお店に近いから、ついでにタピオカ屋でも案内してあげようか」と言ったら、「とんでもない!あんな遠い所まで歩かせるわけにはいかない!おばちゃんたち殺す気?」とか言ったり、絵画教室についても「一段落したら辞めようと思ってる」と言ったら、「せっかく今まで続けてきたのに、もったいない!許さないよ」とか言ったり。
私は母の奴隷じゃない。何故そこまで必死になって私のことを否定するのか?

本当に文字通り、口角泡を飛ばす勢いで否定してくるから、こっちはもう泣きたい気持ちになるし、私が悪かったのかと自分を責めるようになるし、メンタル的にめちゃくちゃになるんだよね。
とりあえず自分の部屋にすぐ戻って、「私は悪くない、間違ってない」と自己暗示をかけることで回復しているけど、あそこまで他人のことを否定できる人って悪い意味ですごいよね。要は相手を自分の思い通りにしたいんだと思う。

思い起こせば最初の大学を留年して時間的な余裕ができた時、弟の同級生の親がやってる華道教室へ通うことを勧めたのも母だった。
「〇〇さんがやってるから変な所じゃない」「近いから通いやすい」みたいな理由で通わされたけど、こっちはその頃、古いタイプの抗うつ剤を大量投与されており、思考能力ゼロで習い事どころではなかった。数回通って行くのが嫌になり、先生に連絡も入れず無断欠席して、母に通報されてなし崩し的に辞めることになった。

今の絵画教室も母の紹介で入ってるし、私が、母の知らない所へ行くのが心底耐えがたいみたいだ。自分の目の届かない所へ行かれるのが不安なんだろうね。
ここ数年、ボランティアで行った所も、「〇〇へ行くためには早起きできるのに、家の掃除には早起きしてくれないんだね」みたいな憎まれ口を叩かれて不愉快だった。
新しい趣味というのも、そのボランティアの延長線上にあって、母はまったく興味の無い世界だから気に食わないらしい。

もうこうなると、人生の邪魔をされているとしか思えない。私の自主性をまったく認めていない。私が意思を持ったらダメみたいだ。
「自立の足を引っ張られてる」というのは、昔からすごく思っていたことだけど、ここにきて改めて浮き彫りになった形だ。