出社は無しになった

タイトルの通りです。

先日、社長と直接打ち合わせしたんだが、私が何も言ってないのに「来るの大変ですか?」と聞いてきたので、「それはまぁそうですが……」と返してしまった。
すると、一瞬間があって「では、事業所に来なくても良い方法を考えましょう」と言ってきた。そして少し話し合って、とある案が社長から出された。
それは私はやったことが無くて、この年で新しいことをするのはかなり自信が無かったんだけど、社長は「私も使ってますよ」と言う。うーん、若くて頭のいい社長が「使ってる」と言っても、私が同じレベルで使えるとは限らないのだが……。
なんて思ったけど、出社が1回で済むとは到底思えなかったので、この梅雨の猛暑の中、何度も出社することを考えたら、新しいことにチャレンジするほうが楽なのかな、と思って、社長の案を受け入れることにした。

うちの社長、ほんと天才。私だけじゃない、ほかの従業員もそう。ひいては利用者もみんなそう。
誰かに何らかの障壁があったとき、普通は力ずくで乗り越える方法(この場合だと根性出して無理やり出社)を押し付けがちだけど、社長は、迂回したり地面に穴掘ったり飛び道具出したりして、障壁ではなくする方法を考えることが天才的に上手い人なんだよ。
出身大学聞いたら偏差値も最高レベルに高い所なんだけど、そんなの卒業したら同じだからね。同じ大学出てても、犯罪犯してクズみたいな人もいるから。
卒後は人間力ですよ。過去の栄光である大学受験の偏差値なんてものにすがるしか無い可哀相な人とは、訳が違う。やっぱりアラサーで会社をいくつも経営している人間は異次元の世界に住んでるよ。

そんなわけなので、せっかく出社用に染めた白髪も、意味が無くなった。がっかり。
あぁ今月は別に行かなくてはならない所(これは出社と違って回避不可)がいくつかあるから、そのためには良かったかな?
それでも、外出の機会が減ったことは、あまりよろしくない気がする。主治医からも、暗に「外に出ろ」と言われているし。出社で強制的に外出できると思っていたけど、甘かったな。