絵画教室へ行ってきた

今月も絵画教室へ行ってきた。
もう限界だった。昨日の段階で憂鬱でどうしようもなく、行くのが嫌で嫌で仕方が無かった。こんな日が今後毎月続くなんて、耐えられなかった。

今朝、起きてまた母に愚痴ると、「私に愚痴らないで、先生にハッキリ言いなさいよ!」と怒られた。まぁそりゃそうだよな……。
いやでもハッキリ言えるならこんなに困ってないわけで。良い先生だとは思うけど、そこは師弟関係があるから、先生のプライドとか考えると、言えることと言えないことがある。こういう形で生徒が辞めたら傷付くだろうな、みたいなことは考える。

でも、私にも耐えられることと耐えられないことがある。同じ作品を1年半も描いていて、しかもそこから先まだいつ完成するか見当もつかない、という状況には、もう耐えられなかった。モチベーションが保てなくなった。ゼロ。
問題は、これをどうやって先生に伝えるか。めちゃくちゃ悩んだ。あまりにも悩んで精神的におかしくなりそうだったので、またロラゼパムを飲んで横になっていた。出かける前に気分を落ち着けていた。
ちょっと眠くなってしまったけど、なんとかしのいで出かけることができた。

先生のお宅に入って挨拶をするなり、「突然で申し訳ないんですが!」と空気読めない発言をした。そのあとはご想像の通り。モチベが保てないので今日で辞めたい。言ったった。
先生は驚いていたけど、「そうだよね、1年以上もやってたら飽きるよね」みたいなことは言われたと思う。私の超絶ワガママにも嫌な顔ひとつせず、その場で機転を利かせて路線変更をし、即席で今日の2時間で仕上げられるようにする方法を考えてくれた。

やっぱさぁ、めちゃくちゃ良心的なのよ、先生は。私みたいな精神障害者は、どこに行っても疎まれて、受け入れてもらえないのに、先生は全然気にせず受け入れてくれた。それを忘れていた。
いやでも、「受け入れてくれた」を重く捉えすぎていて、気を遣って言いたいことも言えなくなっていたのは良くないと思う。そして、その関係性はよほどのことが無い限り解消できないと思う。だから、本当にもうしょうがない。

そんなわけで、サッサと作品制作に取りかかった。私の作風とは違うけど、速度優先で描いていった。
でも、それはそれで悪くないというか、絵が単調にならず面白いと思ったので、こういう経験も良かったかな、と思った。
そう、今まできっとマンネリだったんだ。色々と。描く絵の作風も毎回同じだし、雰囲気とかテーマとかも同じ。飽きたんだろうな。
私はとても飽きっぽい性格なので、そこらへんが耐えられなかったんだろう。自分でももう少し気を付けておけば良かった。先生に言っておくとか。飽きっぽいんで同じことさせないでくださいって。
ま、今更何言っても遅いけど。

とか言いながら必死に描いていたが、やはり2時間で仕上げるというのは不可能で、やり残しが結構発生してしまった。先生もめちゃくちゃ残念そうだったが、なによりも私が残念に思ってしまった。ここまで来たら、最後の〇〇だけでも自分が納得いく形まで仕上げたい、と。
それで、先生に「もう1回、来月来て終わりにさせたい。このままで終わるのはちょっと納得できない」と言ったら、先生も乗り気になって、「そうできるなら、そうしよう!」という話になった。

結局先生を振り回す形になってしまい、とても申し訳ないことをしてしまったが、今日は私の気持ちを優先したらそうなっちゃったんだよ……。
なんか、久しぶりに自分の思い通りに行動した気がする。いつも遠慮しまくっていたから……。
でもお陰でスッキリしたわ。絵画教室も次回で終わると思うと。次回頑張ろう。