認知行動療法の行動活性化

『こころの元気+ 2020年10月号』にあった、「いろいろ応用できる認知療法をじょうずに使ってみませんか」がとても気になった。感想を書いていたら長くなってしまったので、記事を独立させた。

ここに「行動活性化」という技法が紹介されていた。認知行動療法のコラム法に関しては、私がひどいネガティブ感情に引きずり込まれてしまったので、一時中断しているんだけど、この「行動活性化」については、取り入れたら自分の生活や気持ちが楽になるのではないか?と思った。

よくTwitterなどでも「褒め療法」、毎日数個ほど「今日の良かったこと」を書いて投稿している人がいるんだが、多分そういうことなんだろう。
ただ、この褒め療法も私には相性が悪く、無理に空元気で自分を褒めないといけないような気がして、性に合わないと思ったので、やっていない。

私がやりたいと思ったのは、本文にもあった「楽しいこと、やりがいのあること」をやろう、というもの。今の私だったら、毎週土日に家の掃除とトイレ掃除をすることや、生活訓練でのデータ入力などが、それにあたる。

掃除は、楽しいかと聞かれると正直微妙なんだけど、汚いトイレがピカピカになると本当に気持ちがいいし、床掃除でも綺麗になったらそれは嬉しい。そして母から「いつもありがとうね」と声をかけられれば、「頑張った甲斐がある!」と思う。
データ入力の仕事も、やりがいがある。前の作業所では誰が使うのか分からないデータをひたすら入力させられていて、出来高制でもないから、他人の2倍の量を入力したとしても工賃は一緒だった。
今の所は、こなした種類と量によって工賃が変わってくるそうなので、頑張り甲斐がある。まぁまだ工賃はもらってないんだけど……。

ここに、絵画教室の習い事が入っているので、行動活性化という切り口で見たら、イイ感じのはずだったんだけど、いかんせん忙しすぎた。そこは少し反省している。
基本「疲れない範囲で」頑張るだから、バッテバテになるまでやったら、駄目なんだよね。反省している。

参照サイト:認知行動療法活用サイト「こころのスキルアップ・トレーニング(ここトレ)」