怒鳴らない

母にちょっと見てもらいたいWebサイトがあったので、母のPCを立ち上げようとしたら、案の定また激重で、ほとんどフリーズに近い状態になってしまった。
起動から30分経ってもブラウザすら動かない有り様で、いつも通り私はブチ切れた。「あれだけ時々PC起動させて、Update適用しておいて、って言ったのに!」と。ようやく起動したWindowsの設定画面で、やはりWindows Updateが来ていることが分かったが、今これをやると他のことが出来なくなるので、一時停止にしておいた。

そして、そのあとすぐ風呂に入った。母から物理的に距離を取り、また別のことをして頭を冷やそうと思った。まぁいつもこの時間帯に風呂に入っている、って単純な事情もあるけど。
風呂の中では、母にどう言えば私が考えていることが正確に伝わるか、イメトレしていた。風呂に入る前の段階で、「パソコン買う時に『サポートは私がするから』って言ってたじゃん。サポートしてくれないなら買わなかった」と母が言っていたので、これをどうにかしないと私が不利だなと思った。

そこでふと気が付いた。母がPCを買ったときと、今の私の状況がまったく違うことに。
今は週2~3日、生活訓練へ通っていて、それも片道1時間かかる。更に土曜日は家の掃除をしている。私にしてみたら、とても忙しい。
この状況で、いきなり当日の昼過ぎに「ちょっとパソコンの調子がおかしいから見てよ」と言われても、心の準備が出来ていないから精神的に疲弊してしまう。実際、今日サポートしたことで風呂で既に「疲れた」と思っていた。

だから、この線で説得したら納得してくれるだろう、と思って、風呂からあがって髪を乾かしたあと、すぐに母に上述のようなことを言った。すると、母は「そうだね」と納得してくれた。
意外だったのは、自分で言うのも変だが、私が怒鳴らなかったこと。びっくりするほど冷静に、ゆっくりはっきりと母に言い放っていた。私、本当によく頑張ったよ……。

なんかもうなんでこんな私だけが我慢して母に気を遣って生きていかなきゃいけないのかと思うと、悲しくなったね。母は私のことを「erikoは普通じゃない」とか言いたい放題言うのに。
この状況でもなお、母は「お金払ったんだから見てよ」と言った。今回はもらってないのに。もうお金いらないから、私に聞かないで富士通のサポセンに電話して、って思った。

昨日も家の掃除して疲れてるのに、風呂上がりにPCのサポートさせられて、精神的に物凄く疲弊した。疲れて眠い。
明日は5時半起きです。起きれないと思う。