こころの元気+ 2021年10月号

今月号の特集は「ピアサポートを文化にしたい!」なんだけど、正直言って、ピアサポート等のピア活動って、あまり興味無いんだよね……。だから更新がこんなに遅れたんだけど。
ピアサポートを受けたことが無いので、ネットで見たり、こころの元気+等で見ただけの勝手な想像だけど、なんかピアサポーターが偉そうに感じる。上から目線でアドバイスしてそう、っていうか。
あなたはたまたま条件が揃って社会復帰できたかもしれないけど、そうではない人もいるって分かっているのかな?みたいな。

同じ病気、境遇を共有している強みは、分からなくもない。私も昔通っていた地域活動支援センターで、ガールズトークをさせてもらうまで交流できた人が何名かいたけど、それは確かに「同じ病気を持っている」からこそ出来る話だったと思う。
でもそれは「助けてあげたい」とか、そういったお節介からくるものではなく、ちょっとした愚痴のようなもので、「あ~分かる~、あるよね、そういうこと」みたいな軽い話だったと思う。私はそれで十分かな。

さて話題を変えて「じょうずにかわす怒りの気持ち」だけど、今回はあんまり役に立たなかったかな……。実践編①の3つの解決方法、どれもピンと来なかった。恨みについて話せる相手って、ちょっと医療従事者以外には話したくないなー。
それで、前主治医に意を決して「カウンセリングを受けたい」と言ったのだけど、却下されてしまった。

「双極性障害 私の打ち手」も今月号はピンと来なかった。この方、双極性障害と言うけど、典型的なタイプじゃないよね? ほかにも色々疾患がありそうで。共感できなかった。症状もそんなに似てないし。

「べてるの当事者研究」もなぁ。言っちゃ悪いけど小3で精神障害って、ちょっと診断が拙速じゃないかと思うよ。
私のことを振り返っても、その年頃はテレビの「マンガ日本昔話」って番組を見て、ヤマンバが怖くて夜中泣きに泣いていた覚えがある。時折思い出しては日中も泣いていた。親は面白がってたけど。
この年頃って恐怖心から幻覚のようなものを見たりすると思うんだけどなあ。これだけで精神病だったら、多分どの子供も精神病だと思う。

「おこまりですか?」のコーナー「働きながら休むことについて」では、1人の回答者の意見が目に留まった。「休日は仕事を思い出させることは一切しない」というもの。これ、自分もいつの間にか出来ているなぁと思った。
今の生活訓練でやっている作業は、基本的にその日事業所に行かないと分からない。だから、何も考えずにとりあえず行く。行ってから考える。
帰る時も、終わったことは職員が片づけてくれるから何も考えない。その日やったことはその日で終わり。
休日は、「生活訓練考」みたいな記事を考えることもあるが、基本的にあまり悩んでいないかな。これが良かったんだと思う。

今月はまぁこんなところかな。