面接はこちらも面接している

時間が取れたので、LITALICO仕事ナビってサイトから、めぼしい就労移行支援事業所へ資料請求のメールを送りまくった。
すると、数分後に即電話をしてきた所があった。こっちはメールで返事が返ってくると思っていたので、まさか電話が鳴るとは思ってもおらず、超ビックリした。

電話の主はA事業所。男性でたどたどしい話し方ながら丁寧に事業案内などをしてくれた。また、メールを送りまくった時に、定型文的に質問文をコピペしていたのだけど、それにも懇切丁寧に教えてくれた。
LITALICO仕事ナビのページを見た時はそれほど印象に残らないというか、特に期待もしていなかった所だったが、実際に話してみると非常に好感度が高く、実直な印象を受けた。
就職支援プログラムもユーザーのことをよく考えているつくりで、内心「もうここで良いかな?」と思ってしまった。

でも、今の事業所の職員から「1か所だけで決めないほうが良い」と言われていたので、12月はもう予定が詰まっていて体験等が出来ない、出来れば来年1月からにしていただけないか、と申し出た。
すると、それでも構わない、とのことだったので、そうすることにした。
色々話を聞いたので、最初「お時間5分くらいで」と言われたのに、終わったら15分も経っていた。でも、こちらも充実したお話が聞けたから全然嫌じゃ無かった。

この電話を切って5分後くらいに、また電話が鳴った。今度は別のB事業所。ここがねぇ……。
「B事業所です」と名乗るのはいい。しかし、こちらが誰だか聞かない。erikoだと確認しないのだ。そのうえで、どんどん話を進めていく。失礼過ぎない?
ここにも質問文を出しているんだけど、一問一答みたいなやりとりで話が全然膨らまない。「当事業所はこんなこともやってます、あんなこともやってます」みたいな営業トークが無い。やる気あるのか? A事業所はいっぱい聞かせてくれたのに。

このB事業所、LITALICO仕事ナビの紹介ページでは一番「いいな」と思った事業所だった。IT系に特化していて、プログラムも充実しています、みたいなことが書いてあったので。
しかし、ほとんど事業所の紹介もしないのに、いきなり「じゃあいつ体験に来られますか?」みたいな話に持って行かれたので、「ちょっと待てよ」と思った。さすがにそれは無いわ。
なので「12月はもう予定が詰まっているので、来年1月にしてもらいたい」というようなことを言ったら、「電話替わります」とだけ言って、保留音。感じ悪い。

すぐに電話が女性に替わって、「来年ということになると、年始になるのでこちらもまだ予定が決まっていない。改めて連絡させていただきたいが、よろしいですか?」みたいな話になった。まぁそれはいい。しかし。
肝心の連絡手段がLINEなのだ! 「LINEのIDをお教え願えますか?」って。アホなのか? 教えるわけないだろう!
なのでハッキリ「それは嫌です」と答えた。向こうは面食らったみたいで、「え……」とか言ってたけど、なんで初対面でLINEのIDを教えなきゃいけないんだよ。バンバン連絡来るに決まってるじゃん。怖。

そうしたら、「では後日メールにてご連絡差し上げます」といって電話が切れた。
マジでさぁ~Webサイトだけ見て決めるもんじゃないね。同じ就労移行支援といっても、いろんな事業所があるもんだね~。
今回は両極端だったかもしれないけど、まぁいい勉強になったよ。あとさらにいくつか考えている所があるので、もう少し検討したい。

追記。この記事をUPしてしばらくして、C事業所からも電話があった。
こちらはA事業所と同じく丁寧な電話対応で、好感が持てた。話も分かりやすく、いきなりLINEのIDを聞いてこないし、常識的な感じ。ここも良いなぁ。
12月は生活訓練の予定があるので見学の予定を入れられない、と言うと、1月でも全然OKとのことだった。柔軟性があるのも魅力が高い。

というわけで、A事業所とC事業所の見学に行って、雰囲気とか条件とか就職率とか、そこらへんが良さそうなほうに決める、という感じかな。