引き留め工作に遭った

生活訓練へ行って、所長と就労移行支援についての面談をした。1月から就労移行支援の見学や体験を入れたいから、ここの生活訓練は辞めたい、というようなことを話した。
すると、猛烈な引き留め工作に遭った。囲い込みと言ったほうが良いのか。

私が通っている事業所は福祉系の事業を手広くやっていて、生活訓練のほか就労移行支援も提供している。つまり、所長は「自社系列の就労移行支援はどうか?」と推してきたわけだ。
まぁそりゃ想定内だよね。そして、こちらもこの話をするメリットがあるから、話をしている。

要は、12月で生活訓練を辞め、1月から無所属で就労移行支援を探すというのは、なにげにハイリスクなんだよね。私の都合が良いように見学・体験が出来るわけでは無いだろうし、いきなり収入ゼロになるわけだから。そこはやはり心配材料ではある。
そのあたりを話していたら、「1月からB型利用に変更して、ゆっくり合う所を探す、というのもアリじゃない?」と言われた。私もその線が良いのかなぁとは思う。

所長が自社の就労移行支援を猛プッシュしていたけど、私が「若い頃にプログラミングの経験があるから、それが出来そうな所に行きたい。MOSはもう持っている」と言ったら、ちょっとフリーズしていた。
プログラミングはブランクがありすぎるし、年齢も年齢だから、無理なら無理で良いんだけど、やる前から無理って結論を出したくない。それこそ私のお気に入りの言葉、TRICK上田次郎の「なぜベストを尽くさないのか」なんだよ。

他にもいろいろな案が出たが、どれも決められないでいた。

すると、会社の更に偉い人が来て、マシンガントークで就労移行支援の売り込みをかけてきた。普段、事業所の福祉系職員が話すゆっくりした話し方に慣れていたから、こんなに早口で話されると、何言ってるんだか頭が追い付かないよ……。これも福祉漬けされた副作用なんだろうか?
そして、偉い人は「就労移行支援だと、週5日出られるようでないと企業さんに雇ってもらえない」「今はコロナで求人が減っている」「求人は4月5月くらいが狙い目」「もう少し待ったら?」等々、詳細は忘れたが、結構色々話をきかせてもらった。すごく参考になった。

そして、私は「週5日……」のあたりでやる気を無くしていた。それが無理だから生活訓練へ来ているのだ。週3日でも通所できるようになっただけ、えらい進歩なのだ。
これをあと1年くらいかけて週4日まで持っていけたらいいな、と思っているのに、なんかもう最初から「週4日ですら話にならない」的な態度なので、なんかキッツイなーと。スパルタすぎない?

どういうつもりでそういう話の持って行き方になっているのか分からないけど、他の所はだいたい「週3日でもいいですよ、そこから徐々に増やしていきましょう」って態度なのに、うちだけ厳しい……。
多分、それだけ就職率も定着率も高いのだろう。それは分かる。でも、系列の就労移行支援では私が求めるプログラムを提供していないようなので、行くのは無駄かなーとも思うんだよね。

明日は役所に問い合わせなければならない話があるので、今日は早く寝よう。